最近ブログで書くネタが無いなと危機感を感じています
たいしたことは書いていないのですが、
毎日のことだと、何を書いていいのか困っています
ということで、こうなったら数少ない自分の引き出しから
引っ張り出してくるしかないだろうということで
お店とは全く関係のない映画の話をすることにしました
僕はタイのほかに、映画や音楽、あとはテレビが大好きです
自己満足の域を出ませんが、
少しずつ自分の好きなものを紹介していきます!
映画や音楽の話題のときはネタが無いときだと思ってください
今日紹介するのはこちら。
シティ・オブ・ゴッド(2002年ブラジル)
あらすじ
60年代後半のブラジル、
リオデジャネイロ郊外の公営住宅「シティ・オブ・ゴッド」に
集まった貧しい少年たちは、強盗、殺人にも手を染めるチンピラばかり。
その中でも写真家を夢見る少年ブスカペ、
ギャングのボスを夢見るリトル・ゼ、
恋人との幸せな生活を夢見るベネらをクローズアップし、
彼らの成長していく様を、60年代後半、70年代、70年代後半の
3パートでつづったバイオレンスな青春ドラマ。
この映画を見たのは大学の図書館のビデオコーナーでした。
僕の行っていた大学は図書館の中に語学や各種研究の資料となる映像を
みることのできるAVコーナーがあり、昔の名画を中心に
映画のビデオやDVDもかなり充実していました
僕は授業以外はほとんどこの図書館にこもり、
毎日狂ったように映画を見たり、本を読み漁ったりしていました。
「シティ・オブ・ゴッド」はそんな図書館のなかで
出合った作品のひとつです。
この作品全体の評価はいろんな人がしているので
置いておいて、僕は一番好きなキャラクターのベネについて。
街一番のギャングにのし上っていくリトル・ゼの相棒として
一緒に悪いことをしていくナンバー2の男なんですが、
ギャングなのにとても優しくて、仲間から信頼されて、誰からも好かれていて
頭も切れて、彼女も美人というものすごくいいやつでうらやましいやつです
音楽とファッションを愛していて
映画の中でも彼が着ている服はとてもかっこいいんですね。
彼のファッションを見るだけでもこの映画を観る価値があると思います
結局ベネはギャングから足を洗うと決意し
盛大な送別会の夜に命を落としてしまいます
彼の死をきっかけに物語は大きく変わっていきます。
映画の中ではベネはとてもいいやつでしたが、
彼の内面、本心のところではどうだったんだろうなと思います。
本編では彼は主人公ではないので、心情の奥深くまで
描かれることはなく死んでしまいました。
誰にでも好かれて、優しい男がギャングの
ナンバー2として抗争を繰り広げ、麻薬の取引を一手に手中に収め、
激動の中で音楽とファッションを愛している男は何を思っていたのでしょうか。
恋人と農場を始めたいからといって、ギャングの生活から足を洗うことを決めた
その心の動きを知りたかったなと思います。
この映画は全編を通して
乾いた大地と強すぎる太陽の光、
ヒリヒリするようなギャングたちのやり取りが
鮮やかな映像として頭の中に残ります
話は少し悲しかったり、恐かったりしますが
ものすごく美しい映画です。
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