山田詠美「僕は勉強ができない」
今回のオススメの本は
1996年に発刊された山田詠美さんの
「僕は勉強ができない」という本です
僕がちょうど高校生のときに初めて読んで以来、
ずっと好きで今も年に一度くらいは読み返す本です。
タイトルがいいですよ。
ついページを開きたくなってしまいませんか?
主人公は時田秀美くんという17歳のサッカー好きの男の子。
この秀美くんが退屈な学校や大人たちに
「それはちょっと違うんじゃないの?」って
ストレートな物言いと感性でパンチを食らわす物語です
人とは少し価値観の違った秀美君を
温かく見守る家族や彼女など、
登場人物も瑞々しくて素敵。
楽しくて一気に読めてしまいますが、
読み終わるたびにいつも違う何かが心に残る作品です。
オススメです
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